「アクロ TRIANGLE LED GROW 600」は水草育成を目的に開発されていて、育てるのが難しいと言われているトニナも育てることができます。
性能の高いLED照明を使用すると水草育成の難易度も格段に下がるので、初めて水草を育成したい人にもオススメします。
高光量・長寿命・省電力そして水草の育つLED照明「アクロ TRIANGLE LED GROW 600」のレビュー評価記事です。
設置後の見た目や、明るさ、植物育成について詳しく紹介していきます。
「とにかく水草を育てたい!」「明るい照明がほしい!」と考えている方は是非、このレビューをみて検討材料の一つにしてみてください。
商品概要
「アクロ TRIANGLE LED GROW 600」は”ガラス厚12mmのフレームレス水槽まで対応”したアクロシリーズオリジナルの60cm水槽向けのLED照明です。
LEDライトですので長寿命・省電力という特徴はありますが、その他に特に際立った特徴は高光量・水草が良く育つの2点があります。
水槽照明のLEDチップは3色(白・赤・青)の照明が多いですが、この「アクロ TRIANGLE LED GROW 600」は白・赤・緑・青の4色で構成されています。
その為、自然光に近い明るさと波長を含むので水草を非常に良く育てることができます。
仕様
・サイズ(幅×高さ×奥行き):562mm×95mm×50mm
・重量:1.2kg
・全光束:3000ルーメン
・平均演色性:Ra93
・色温度:7200ケルビン
・消費電力:29.4W
・チップ個数(計33個):白21・赤6・緑3・青3
・照射角度:120°
・波長(スペクトル)
水草に有効な660nm付近の赤の波長が多く含まれていている。
設置した見た目
このLEDライト自体は三角形のアルミボディが特徴的で表面積を大きくした放熱設計がなされています。
長時間点灯していると熱を持ちますが、しっかりと放熱できているようです。
ライトリフトで設置した様子
専用ライトスタンドで吊り下げて設置した様子
※専用ライトスタンドは別売り
設置した見た目は可もなく不可もなく一般的なLEDライトを設置したのと印象は変わりませんね^^;
ただ、やはりライトスタンドを使って吊り下げたほうが、水槽上部が解放されるので見た目は良くなります。
私はどうしても吊り下げで設置したかったので、ライトスタンドのセット品も販売されていたのでそちらを購入しました。
使用感
まず一番の感想としては「とにかく明るい!!」
そして水草から気泡がメッチャでる!!!
今までジェックスのクリアLEDパワー3を2台使っていましたが、それより圧倒的に明るいです。
余程のことがない限りはこのLEDライト1台あれば十分ですね。
2台並べて、これ以上光量が強くなったらコケの方が心配なレベルです。
ちなみに明るさや色の変更は、電源スイッチが個別に分かれていないのでできません。
ライトを天吊りで使い水面までの距離で光量の調整をすることをオススメします。
また色温度は7,200ケルビンですが演色性が高いからなのか、あまり黄ばんだ感じはせず自然光に近い印象です。
写真だとどうしても肉眼と違って見えてしまうので参考程度に…
水草の育ち具合
水槽照明を「アクロ TRIANGLE LED GROW 600」に変更してから難易度の高い水草は育ててはいませんが、とにかく水草の成長速度が上がり、水草の色合いもかなり良くなりました。
後景草ではロタラ系やルドヴィジア、パールグラス、前景草ではグロッソスティグマやキューバパールグラス、ニューラージパールグラスが良く育った印象があります。
リシアに至っては、ものすごい量の気泡が発生し増殖速度が凄まじいの一言でした。
逆に陰性水草には光量が強すぎるみたいで、水槽に入れていた全てのアヌビアスナナに斑点状のコケがついてしまいました。
陰性水草植えるときは直接照明の光が当たらないように配置したり調整する必要はあるかと思います。
水草育成にはかなり優秀なLEDライトと言っても良いと思いますので、この一台があればほとんどの水草は育てることができるのではないでしょうか。
総評
水草水槽の照明にオススメ!!
十分に明るく幅広く水草育成にも使うことができるLED照明という事がお分かりいただけたかと思います。
すこし難易度の高い水草に挑戦してみたい人や初めて水草を育てる、今まで水草がすぐにダメになってしまった!という経験がある方は特にオススメします。
水草育成に向いた高品質な水槽照明「アクロ TRIANGLE LED GROW 600」を是非この機会に試してみてはいかがでしょうか。