水槽の中に、1cmほどの赤く細長い虫が突然現れ、ニョロニョロとうねるように動いていることがあります。
見た目が悪いうえに、熱帯魚やエビへ悪影響がないか、放置してもよいのか不安になりますよね。

水槽内に発生した赤い虫
この記事では、水槽に発生した赤い虫の正体と、魚に食べてもらう方法、プロホースで吸い出す方法、再発を防ぐ方法について解説します。
水槽に発生した赤い虫の正体
この記事で扱っている、赤く細長く、うねるように動く虫は、ユスリカ類の幼虫である可能性が高いです。
赤いユスリカの幼虫は、一般に「アカムシ」と呼ばれています。釣り餌や観賞魚用の餌として販売されている赤虫も、ユスリカ類の幼虫です。
ユスリカの成虫は蚊に似た姿をしていますが、蚊とは別の仲間です。人や魚を刺したり、血を吸ったりすることはありません。
ユスリカの幼虫は、水中や底砂、ろ過装置、水草や流木の隙間などに入り込むことがあります。そのまま成長すると、成虫のユスリカになって水槽から飛び立つ可能性があります。
ただし、水槽に現れる赤い虫がすべてユスリカの幼虫とは限りません。イトミミズ類など、外見が似た別の生き物である可能性もあります。
写真や見た目だけで正確な種類を断定するのは難しいため、正体が分からない場合も、水槽内へ殺虫剤や家庭用薬品を入れず、まずは吸い出して除去してください。
駆除方法
赤い虫を駆除する方法はいくつか方法があります。
メダカに食べさせる
屋外でメダカを入れたビオトープでは常に水が張っているあるにも関わらず、赤い虫が大量発生することがあまりありません。メダガは赤い虫を好んで食べるので繁殖を防いでくれます。
赤い虫が発生してしまった水槽にメダカを数匹入れると2,3日であっという間に駆除することができます。
またメダカだけではなくでもネオンテトラやグッピー等の魚も同じように赤い虫を食べてくれるので、飼育している魚によっては簡単に駆除が可能です。
水槽のレイアウトによっては、水草や石の隙間などに隠れてしまい駆除しきれない場合もあるので注意してください。
プロホースで吸い出す
魚をいれてない水槽や赤い虫を食べない魚が入っている水槽では、自然にいなくなることはありません。
そのような環境でもいなくなった場合は、成虫のユスリカになり、水槽から飛び立った可能性があります。
正直あまり想像したくない事態ですよね・・・
そんなことになる前に、物理的に取り除いてしまいましょう。
方法はプロホースなどで吸い出してしまうか、すくい網などですくいだしてしまいしょう。
赤い虫はいろいろな隙間に入り込んでしまうことがあるので、人の手で取り除こうとすると時間がかかるかもしれませんが根気よく駆除していきましょう。
またろ過装置に吸い込まれてフィルターに引っかかっていることもあるので、ろ過装置内の確認もしてみましょう。
それでも駆除できない場合は
手間はかかりますが最終的には水槽をリセットが一番確実です。取り出した流木や石、ろ過装置、水槽などは全て良く洗い乾燥させましょう。
リセットかどうか考えるような状態となると、かなり赤い虫が繁殖している状態だと思うので成虫のユスリカになる前に、早めに取り除いた方がよいでしょう。
今まで私はそこまでの状態になったことがないので、どれだけカオスな状態か想像もできませんが・・・
室内の水槽がそんな状態というのは怖すぎますね。
対策方法
赤い虫が湧いてしまうと駆除もとても嫌ですよね。その為にはできるだけ赤い虫が湧かないように対策をする必要があります。
水替えをこまめにする
ユスリカは淀んだ水や古くなり水質が悪くなった場所を好んで卵を産み付けます。
その為、水の流れの少ない溜め池のような場所で大量発生しやすくなります。
水槽も同じで水が汚れていると卵を産み付けられやすくなります。
こまめに水替えを行いできるだけきれいで新鮮な水を維持できるようにしましょう。
水換えのやり方や頻度がよく分からない場合は、こちらの記事で水換えの手順や必要な道具を詳しく紹介しています。
水槽のフタをする
ユスリカが水槽に侵入できなければ当然、卵は産み付けられることはありません。
ガラスのフタや細かい網目のフタをしてユスリカの侵入をできるだけ防げるようにします。
室内のユスリカはすぐ駆除を!
室内にユスリカが入ってしまったら、できるだけ早く駆除しましょう。
刺されないからといってそのままにしていると、水槽に卵を産み付けられてしまいます。
直接的な害はないとはいえ見た目も良くなく、一度発生してしまうと駆除にも手間がかかり最悪水槽をリセットしないといけない場合もあります。
普段からできるだけ対策をし、早期発見・早期対応で赤い虫を大量発生させないようにしていきましょう。
では良いアクアリウムライフを!


