「メルカリで水草を売ったけど、第四種郵便の送り方を知りたい」
「第四種郵便で水草を安く送れるらしいけど、実際いくらくらいで送れるの?」
「第四種郵便と普通郵便の郵送日数はどれくらい違うの?」
こんな疑問に答えます。
メルカリやネットオークションサイト等で、水草を販売した際水草を安く発送方法を説明します。
まず前提として「第四種郵便(植物種子等郵便物)」という発送方法を使います。
第四種郵便では水草だけでなく多肉食物や観葉植物、苗などの植物発送ができます。
具体的な送料を料金表にまとめましたので参照してください。
料金表 第四種郵便(植物種子等郵便物)
重量 | 料金 |
50g以内 | 73円 |
75g以内 | 110円 |
100g以内 | 130円 |
150g以内 | 170円 |
200g以内 | 210円 |
300g以内 | 240円 |
400g以内 | 290円 |
さらに100gごとに (上限1kg以内)+52円 |
※2020年11月現在
下記写真は今回送付する水草です。重量は梱包材を合わせて28gです。50g以内の場合は73円ですのでかなり安い料金になります。
また日本国内であれば、どこにでも定額料金で送れるのには驚くばかりです。実際に私は北海道と沖縄県の方に送ったことがあるのですが、共に73円で送ることができました。
第四種郵便(植物種子等郵便物)の決まり事
1、発送可能なものは「植物種子、苗、苗木、茎もしくは根で栽植の用に供するものなどを内容とするもの」つまり栽培を目的としたものしか送る事しかできません。
2、中身が分かるようにする必要がある為、中身の見えない梱包で送る場合は一部の開封が必要です。
3、宛て名面に「第四種郵便(植物種子等郵便物)」または「第四種郵便」と記載する。
梱包方法
準備するもの
2.ハサミ
3.テープ
4.チャック袋
5.透明な袋(フードパックが入るサイズ)
※OPP袋があれば尚可
6.キッチンペーパー
7.発送する水草
8.宛名ラベル
キッチンペーパーを濡らし水草を包む
乾燥防止の為にキッチンペーパーに飼育水を含ませ軽く絞ります。この時キッチンペーパーから水が滴るほど濡らす必要はありません。
多少固く絞ってしまってもキッチンペーパーが湿っていれば大丈夫です。
雑巾を絞るように固く絞るのはやめましょう。
次に水草を優しく包みましょう。この時に押し付けたり潰さないように気をつけてください。
キッチンペーパーで包まれていると中身みえなくなりますが、今まで1度も送れなかったことはありません。
心配な方は水草の一部を少しはみ出して置くと安心かもしれません。
チャック袋にいれる
チャック袋に水草をいれましょう。袋にマジックで書込ができるのであれば内容物(水草名や数量)を記載しておくと良いでしょう。
フードパックに入れフタを開かないように閉じる
フードパックが開かないようにテープでフタを閉めます。私は少し見た目を良くしたい為、マスキングテープを使っています。
フードパックを袋にいれる
フードパックを袋(今回はOPP袋)に入れ宛名を書いたのち宛名ラベルを貼り付けます。
写真のように宛名ラベルに「第四種郵便(植物種子等郵便物)」と記載してください。
また袋の中にお礼やご挨拶のメモを入れておくと、受け取る側の印象が良くなります。
この袋に入れる工程はもしも水が漏れてしまった場合に、他の郵便物を濡らしてしまわない為の予防も含んでいます。
しっかりと袋が閉じられていることを確認しましょう。
フードパック使う理由
封筒を使用し一部を開けて発送することも可能ですが見た目が良くありません。また郵送中に水草が潰れてしまうことがあります。
今までに何度かフリマアプリで水草を購入したことがありますが、封筒で届く場合は必ず潰れた水草が手元に届きました。
発送した方が悪い訳ではないですが、あまり良い気持ちではありません。
今回使用したフードパックも潰れてしまう可能性はゼロではないのですが、今までに潰れて届いた事はありませんでした。
またこの送り方でご購入いただいた方からのクレームは1度もありません。
フードパックのようにハッキリと中が見えると、輸送や配達時に潰れないよう気を使っていただけているようです。
※絶対潰されないことを保証するものではありません。
梱包用の材料の買える場所
今回使用した梱包用の資材はほとんど100円ショップで購入できます。近所の100円ショップで探してみてください。
また一回に使う梱包資材にかかる金額は10円程度です。
宛名はラベルはこんな感じで作ると、貼り付けるだけなので便利ですよ!
郵便局で発送手続きはどうすればよい?
まず郵便局であればどこからでも発送できます。
最寄りの郵便局へ行きましょう。
郵便窓口で「植物を送りたいので第四種郵便でお願いします」と伝えれば対応してもらえます。
中身を聞かれた時は「水草です」と素直に答えましょう。
郵送日数は少し長くなる
普通郵便物の郵送日数+1日が目安になります。場合によりもっと日数がかかることもあり、遠方の場合4,5日を要する事もあります。
気温が極端に暑かったり寒かったりすると、水草が痛む可能性があります。真夏や真冬の発送を避けるか、その時期は近隣の地域に特定して発送した方が良いでしょう。
補償がない郵送
第四種郵便は補償のない郵送です。
郵送事故時に補償がされないので、あまり高価なものを送るときは別の送付方法を検討したほうが良いでしょう。