「水槽の水替え方法がわからない!」
こんな人に向けた初心者向けの水換え方法について説明した記事です。
水替え頻度や道具についても解説していますので、参考にしてくださいね!
水換えの大切さ
水槽の水は魚や水生生物の健康に影響を与えます。
汚れた水や有害な物質がたまると、魚たちが元気がなくなったり病気にかかることがあります。
水換えは汚れた水を減らし新鮮な水を入れて水質を良くする作業なので、魚のために定期的おこなう必要のある大切な作業です。
水換えの方法
水替えは次の手順で行います。
手順1.水質の確認
初めに水質検査キットなどを使って水質を確認し水の汚れ具合を調べます。
魚が入った状態で1~2週間経過しているとある程度水質が汚れ始めていますので、初心者のうちはあまり細かいことを気にせずに水替えしても良いと思います。
実際に私も1~2カ月に1回くらいしか水質検査キットを使っていません。
水質を確認したい場合は「総硬度」「硝酸塩」「亜硝酸塩」「塩素」「PH」あたりを調べられる水質検査キットがあれば良いでしょう。
手順2.水槽内の汚れを取る
水槽の中には生体の糞やエサの食べ残しなどが溜まり水が汚れます。特に低床に汚れが溜まりやすいので水替え用のホースなどを使って過剰な餌や糞を吸い取りましょう。また装飾品や水槽のガラス面にコケがついている場合、、メラミンスポンジや水槽用スクレイパーなどを使ってコケを取るときれいになります。
手順3.古い水の排出
水槽の水は一度に全部変えるのではなく、水槽の量の約3分の1をポンプやホースを使って排出します。たとえば、30リットルの水槽なら、約10リットルほど取り換えるイメージです。
手順4.新しい水を準備する
バケツなどに新しい水(水道水)を入れ水質調整剤(カルキ抜き)を適量いれます。
また水温はできるだけ水槽内の水温と同じように調整します。
手順5.新しい水を入れる
新しい水をゆっくりと入れていきます。このとき勢いよく水をいれると低床の汚れを巻き上げたり、装飾品が動いてしまうことがあるので注意してください。
手順6.水質を再確認
水換えが終わったら、再び水質検査キットで水質確認を行います。
こちらの作業も絶対に行わなければいけない作業ではないので省略しても大丈夫です。
水換えの頻度
水換えの頻度は、水槽の大きさや魚の数によって違います。初めは週に1回程度の水換えを目安に始めてみましょう。水槽の水を定期的に確認し魚たちが元気そうで水がきれいなら問題ありません。
必要な道具
水替えに必要な道具の一覧です。
全て揃っている必要はありませんが、水の排出や低床掃除で使用するホースは容易しておくと便利です。
水質テストキット
水の状態をチェックするキットです。魚たちの健康を守るために重要なアイテムです。本格的な水槽(ネイチャーアクアリウム等)を製作するのでなければ必須ではありませんので、定期的な水替えができていれば無理に準備する必要はありません。
ポンプまたはホース
水を取り換える時に使います。水槽の中の水を取り出したり、新しい水を入れたりするのに役立ちます。ポンプを使わずにバケツや小さな容器で救い出しても良いですがポンプがあると水をこぼしたりせずに作業が非常に楽になります。
バケツ:
古い水を捨てたり、新しい水を運んだりするのに使います。
水質調整剤(カルキ抜き)
必要に応じて水質を調整するときに使います。魚たちに合った水質に整えることが大切です。簡単に言うとカルキ抜きですので、安いもので良いので準備しましょう。
スポンジやブラシ
水槽内の汚れを取るのに使います。水槽の中をきれいに保つために必要です。専用のメンテナンス道具もありますが、初心者のうちはメラミンスポンジでも十分代用可能です。
手袋
水槽の中で作業をするときに手を保護するのに役立ちます。このへんはお好みで…私は素手で作業してしまいます。
これらの道具を揃えて、水槽の水換えを始めてみましょう!
水換えは、始めは大変かもしれませんが慣れてくるととても楽しい作業です。魚たちが喜んで過ごせるように、定期的に水換えをしてあげましょう。楽しいアクアリウムライフを満喫してください!
では良いアクアリウムライフを!