60cm水槽に田砂と青華石を使って、石を中心にしたレイアウトを作りました。
水草はアヌビアス・ナナやミクロソリウムなどを中心に、最初から多く入れすぎず少なめに配置しています。
左側に大きな石組みを作り、中央に空間を残し、右側を低くするというのが今回のレイアウトの基本です。
この記事では実際の60cm水槽の写真を使いながら、青華石の配置や水草を置いた場所、田砂との組み合わせ、上から見た石の配置などを紹介します。

田砂と青華石を使った60cm水槽レイアウト
正面から見ると、左側に高さのある大きな石組み、右側に低めの石組みがあります。
左右を同じ大きさにはせず、左側を大きく、右側を小さくした左右非対称の配置にしました。
左側から右側に向かって高さが下がっているため三角構図に近い見え方ですが、右側にも独立した小さな石組みを置いています。
また、水槽全体を石で埋めるのではなく、中央や前面には田砂が見える場所を残しました。
石を置く場所だけでなく、何も置かない場所もレイアウトの一部として考えています。
今回使用している水槽・底床・石・水草
| 項目 | 使用しているもの |
|---|---|
| 水槽 | 60cmスタンダード水槽 |
| 底床 | 田砂 |
| 石 | 青華石 |
| 水草 | アヌビアス・ナナ、ミクロソリウムなど |
| メイン照明 | GEX クリアLED POWERⅢ 600 |
| 補助照明 | GEX クリアLED エコリオ アーム カラー |
底床にはソイルではなく田砂を使っています。
水草は底床へ植え込む種類を中心にするのではなく、石や流木に固定して使いやすいアヌビアス・ナナやミクロソリウムを中心にしました。
アヌビアスやミクロソリウム以外の水草も含めて探している場合は、以下の記事でも紹介しています。
青華石は左側に大きくまとめて配置

斜め上から見ると、左側に青華石を集中させ、右側との間に大きな空間を取っていることが分かります。
大きな石を基準に周囲の石を配置
左側では、一番大きな青華石を斜めに立て、その周囲にサイズの違う石を配置しました。
大きな石を単独で置くのではなく、小さい石を周囲にまとめることで、一つの岩場のように見せています。
同じくらいの大きさの石を等間隔に並べるのではなく、石の大きさや間隔に変化を付けました。
青華石の向きもある程度そろえる
青華石は表面の筋や尖った方向が目立つ石なので、すべてがバラバラな方向を向かないようにしました。
一番大きな石の方向を基準にして、その周囲の石を合わせていくと、複数の石でもまとまりを出しやすく感じます。
すべてを完全に同じ角度にそろえるのではなく、少し向きを変えた石も混ぜています。
中央を空けて左右の石組みを分ける
今回のレイアウトで特に意識したのが、左側と右側の石組みをつなげすぎないことです。
中央部分まで石を追加することもできますが、あえて田砂が見える広い空間を残しました。
この空間があることで、左側の大きな石組みと右側の小さな石組みがそれぞれ独立して見えます。
魚が泳ぐスペースとしても使えるので、石を多く使っていても水槽全体が窮屈に見えにくくなりました。
右側は小さな石組みにして主景と分ける
右側にも青華石をまとめていますが、左側より低く、小さな石組みにしています。
左右を同じ規模にするのではなく、左側を主景、右側を副景として大きさに差を付けました。
また、左右の間には田砂が見える空間を残し、それぞれの石組みが独立して見えるようにしています。
左右の石組みに大きさの差を付けることで、左側の主石を目立たせながら、右側にも変化を付けることができました。
上から見ると石の配置と奥行きが分かりやすい

水槽は普段正面から見ることが多いですが、石を配置するときは上からも確認すると分かりやすいです。
今回の水槽も、正面から見ると左側の石が一か所にまとまっているように見えます。
しかし上から見ると、石を前後にも配置して奥行きを使っていることが分かります。
さらに、左側の大きな石組み、中央の広い砂地、右側の小さな石組みがはっきりと分かれています。
左側と右側の間だけでなく、水槽前面にも田砂が見える場所を残しました。
正面から全体の形を確認し、上から石同士の距離や空間を確認すると配置を考えやすくなります。
水草はアヌビアス・ナナとミクロソリウムを少なめに配置
水草は最初から大量には入れず、青華石がしっかり見える程度の量からスタートしました。
使用しているのはアヌビアス・ナナやミクロソリウムなど、石と組み合わせやすい水草が中心です。
アヌビアス・ナナは石の根元や隙間に配置
アヌビアス・ナナは左側の石組みの手前や石の隙間、右側の石組みなどに分散して配置しています。
田砂と青華石だけでは茶色やグレーが中心になりますが、そこへアヌビアスの濃い緑が入ることでアクセントになります。
アヌビアス・ナナは根茎を持つ水草です。石や流木などに固定して育てることができ、底床へ植える場合も根茎まで埋めないようにします。
根茎を田砂の中へ埋め込まないことがポイントです。
アヌビアス・ナナの葉が黄色くなる、黒くなる、溶けるなどの症状が出た場合は、こちらの記事も参考にしてください。
アヌビアスナナが枯れる・溶ける原因|葉が黄色・黒くなるときの対処法
ミクロソリウムは石組みの後方へ
今回使用しているミクロソリウムはアヌビアス・ナナより葉が長いため、左側の大きな石組みの後方に配置しています。
手前に背の低いアヌビアス、後ろに高さのあるミクロソリウムを置くことで、水草が少ない状態でも高さに変化を付けることができます。
ミクロソリウムもアヌビアスと同じく根茎を持ち、石や流木などに固定して育てられます。
ミクロソリウムも根茎を底床の中へ埋め込まないようにします。
今回のような石組みに少量の水草を追加したい場合は、アヌビアス・ナナは使いやすい選択肢です。
田砂と青華石を組み合わせてみた感想
実際にレイアウトしてみると、田砂と青華石は見た目の相性が良いと感じました。
田砂の自然な砂の色と、青華石のグレーや白い筋がなじみやすく、どちらか一方だけが極端に目立つ感じがありません。
田砂が見える場所を残すとすっきりする
今回は田砂の上をすべて石や水草で埋めず、前面と中央に広く残しています。
特に左側はかなり石の量が多いので、田砂まで隠してしまうと少し窮屈な印象になりそうでした。
石を増やすより、田砂が見える余白を残した方が全体のバランスを取りやすかったです。
根茎性の水草なら砂系底床でもレイアウトしやすい
アヌビアス・ナナやミクロソリウムは、石や流木などに固定して使用できます。
そのため今回のように田砂を使い、底床へ多くの水草を植え込まないレイアウトとも組み合わせやすいです。
ただし、田砂ならどんな水草でも同じように育てられるという意味ではありません。
底床からの栄養を必要とする種類などを使用する場合は、その水草に合わせて肥料や育成環境を考える必要があります。
水草を最初から増やしすぎなかった理由
今回、水草を少なめにした一番の理由は、せっかく組んだ青華石を最初から水草で隠したくなかったからです。
以前、30cmキューブ水槽で輝板石を使った石組みレイアウトを作ったことがあります。
立ち上げ直後は石がよく見えていましたが、トリミングせずに水草を育てていくと、2か月半ほどで石のかなりの部分が隠れました。
その経験もあり、今回は少し物足りなく感じるくらいの水草量から始めています。
現在の見た目だけではなく、水草が成長した数か月後の姿も考えて配置しました。
照明はPOWERⅢ 600に補助ライトを追加
現在のメイン照明にはGEX クリアLED POWERⅢ 600を使用しています。
さらに補助照明として「GEX クリアLED エコリオ アーム カラー」を追加しています。
GEX クリアLED POWERⅢ 600は幅60cm水槽用のLED照明で、メーカー公称の明るさは1000ルーメンです。
POWERⅢ 600については以前から実際に使用しているので、製品の仕様や使用感はこちらの記事で詳しく紹介しています。
エコリオ アーム カラーについても、実際に使用したレビューがあります。
GEX クリアLED エコリオ アーム カラーがオススメ!!
POWERⅢ 600については以前から実際に使用しているので、製品の仕様や使用感はこちらの記事で詳しく紹介しています。
現在のレイアウトは大きく変更せず水草の成長を見る
石の配置を少し調整し、現在は左側に大きな石組み、右側に低い石組み、中央に広い田砂の空間が残る形にしています。
特に右側は石の位置を整理し、左側より小さな副景としてまとまるようにしました。
現時点では、石をこれ以上追加する予定はありません。
ここからさらに石を追加するより、現在の余白を残したまま水草の成長を待つことにしました。
アヌビアス・ナナやミクロソリウムが成長すると、現在見えている青華石も少しずつ隠れていくと思います。
今後も同じ位置から写真を撮影し、水草が増えることで石組みの見え方がどのように変化するのかをこの記事へ追記していく予定です。
まとめ
今回は60cm水槽に田砂と青華石を使い、アヌビアス・ナナやミクロソリウムなどを配置した石組みレイアウトを紹介しました。
今回のポイントは、左側に大きな主景を作り、右側は小さな副景としてまとめ、中央には田砂が見える広い空間を残したことです。
水草も最初から大量には入れず、青華石が十分に見える量からスタートしています。
しばらくはレイアウトを触りすぎず、水草が育つことで水景がどう変わるのかを楽しんでいこうと思います。
田砂と石を使った60cm水槽や、アヌビアス・ナナ、ミクロソリウムなどを使ったレイアウトを考えている方の参考になれば幸いです。

