オーストラリアンクローバーの水上栽培 1ヵ月の記録

今回はオーストラリアンクローバー(通称:オークロ)の水上栽培に挑戦してみたので、1ヵ月の記録と栽培の方法を紹介します。

挑戦した季節は気温が低く、水草の成長が遅くなる冬!
ちなみに地域は埼玉県なので極端に寒くなるような事は少ない場所です。

室外だと寒さで枯れてしまう可能性があるので水上栽培は室内で行いました。

室温は昼間で20度前後、夜間で15度前後。
リビングの窓際で栽培していたので、寒い日はエアコンがついている関係で極端に室温が下がることはありませんでした。

では早速、水上栽培の記録と栽培方法を紹介します!

水上栽培1ヵ月の記録

後述で紹介しますが、今回はプラスチックケースにソイルを入れ数センチに切ったオーストラリアンクローバーを入れ栽培しています。
また使ったオーストラリアンクローバーは水上葉ですが、水中葉を同じように使っても問題なく育ちます。
【1日目】

 

【3日目】
早くも新芽が出始めました。
右上に豆のようなものがあると思いますが、何となく豆苗を植えてしまいました。
あまり気にしないでください^^;

【7日目】

【14日目】
2週間も経過するとかなりボリュームが増えています。
この頃になると根がしっかりはり、軽く引っ張っても抜けない状態になっています。

 

【30日目】
葉の数も増えかなり育ちました。


1ヵ月あればもう少しもっさりするかと思いまいしたが、冬場の気温が低い時期だとどうしても成長スピードは落ちるようです。

1日目と30日目の比較をしてみると、かなり葉の数が増えているのがわかります。

このように冬場でも室内であればオーストラリアンクローバーの水上栽培ができます。
また世話も難しくなく減った水を足すだけで良いので簡単に育てられますね!

 

【追記1:46日目】
46日経過しボリュームがかなり増えましたが、別の入れ物で増やしたかったのでかなりトリミングを行っています。
40日目あたりで固形肥料を追肥したので、どれくらいまで繁茂するかしばらく様子をみるつもりです。

 

【追記2:68日目】
68日が経過しました。容器からはみ出し始め葉は何重にも重なりソイルからの高さが9cm程まで成長しました。
容器もそろそろ狭くなってきたので別の入れ物に植え替えをしたい頃合いですね。

実は最近水やりを続けて3日程できないことがあり、オークロを枯らしてしまいそうなことがありました。
かなり葉がしおれてしまいまい全体的に水分の抜けた豆苗みたいになってしまいましたが、水をすぐに与えたところ一晩で復活させることができました。
やはり水草なので水分がなくなると影響がダイレクトにでますね^^;

これだけ繁茂するとソイルの養分もかなり吸収してくるようになるので、最近は薄めた園芸用の液肥を水やりとともに追肥しています。
私はハイポネックス 芝生の液肥を1000倍に薄め水の代わりに与えるようにしています。

おかげで葉も青々し、かなり状態が良いですよ。

【追記3:176日目 (最後)】
もはや容器は見えない状態になってもっさもさです。
ここまで成長すると一日に吸収する水の量も多く、毎日水を足さないとすぐにカラカラになってしまいます^^;

では次に今回行った水上栽培の方法を紹介します。

水上栽培の方法

<準備する物>
・容器
・用土
・オーストラリアンクローバー(水上葉)※水中葉でもOK
【容器】
容器は水が盛れなければ何でも大丈夫です。
私は100均で買ったプラスチックのケースを使いましました。
【用土】
使い古しのソイル園芸用の用土を使います。
もちろん新品のソイルでも大丈夫です。また赤玉土などを使ってもOKです。
但し赤玉土には栄養が殆ど入っていないので固形肥料を使います。今回は肥料を入れたりするのが面倒だったので新品の「コントロソイル パウダー」を使いました。
コントロソイルはアクアリウム用のソイルの中でも非常に安い上に、吸着系ソイルの中では栄養素が多めなのでオススメですよ!

【オーストラリアンクローバー】
今回用意したのは水上葉です。
水中葉でも栽培方法は同じなので、どちらを用意しても大丈夫です。

<栽培手順>
栽培は非常に簡単です。

容器にソイルを深さ2cm~3cmくらい入れ、オーストラリアンクローバーを2節ごとに切ってソイルの上に適当にまきます。
わざわざ植えなくても育つので適当にまけば大丈夫です。

次に水をソイルから2,3mm滲み出るくらいいれましょう。

後は日光の入る窓際(レースのカーテン越し)に置いて、水が減ったら足し水をするだけです。

とても簡単なので一度挑戦してみてはどうですか?

オーストラリアンクローバーの基本データ

育成難易度
普通
別名 オーストラリアン ヒドロコティレ
オーストラリアンノチドメ
オークロ
学名 Hydrocotyle Tripartita
分布 オーストラリア
葉長 1cm
草姿 有茎草
植栽位置 前景~中景
硬度 軟水~中硬水
GH:0~6
kH:0~6
光量 60cm水槽で20W 3灯以上
光量を多くすると匍匐するように繁茂する
水温 20~28度
pH 弱酸性~中性
pH:6.0~7.0
CO2 無くても良いが、添加が好ましい
生長速度 早い
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