マツモの増やし方|成長速度を検証

マツモ
マツモの育成は非常に簡単で初心者が初めて育てるのに適した入門種の水草です。
別名「金魚藻(キンギョモ)」とも呼ばれおり金魚やメダカによく合います。

安価に購入ができるだけではなく見た目も良く、さらに水質浄化能力が高いところが特徴です。
魚にとって有害なアンモニアやコケの原因となるリン酸塩を良く吸収してくれます。

また成長速度もものすごく速いので簡単に繁茂させることができます。

そんな魅力あるマツモの育成環境、増やし方を解説していきます。

育成環境

水温:15~25度

マツモを育てるための水温は15~25度ほどの間であれば問題なく幅広い水温に適応します。
その為、室内であれば冬場であってもヒーターを使わずに育てることが可能です。ただし水温が低いと成長速度が遅くなることや、調子を崩しやすくなるのでヒーターを使用したほうが綺麗に育てることができます。

また屋外での越冬も可能で冬芽ができれば、また暖かくなると元のように育つようになります。

比較的に暖かい環境を好むマツモですが、夏場に水温が30度近くになるようなことがあると溶けてしまうことがあるので注意が必要です。

水質:弱賛成~弱アルカリ性

水質は弱賛成~弱アルカリ性と水温と同じく幅広い水質に適応します。
急激なPHの変化や極端に偏った水質でない限りは、育成可能です。

照明と日光は必要か?

照明や日光は必要ですが強光である必要はありません。屋外であれば直射日光のあたらない場所でも育てることができます。

屋内では水槽用の照明で育成することが可能です。窓際に差し込んでくる日光でも十分育てることができます。

肥料

生体がいるような環境であれば肥料は必要ないでしょう。
逆に肥料を与える過ぎることによりマツモを溶かしてしまうことがあります。

葉が赤くなるような場合は肥料不足ですので液肥を与えましょう。
ただし液肥を与える場合は、通常の水草の既定量より少なめに与え様子をみながら分量を調整してください。

増やし方

マツモを増やすには10cm以上に伸びた脇芽を切り離したり、茎の適当な部分で分けると自然と増えていきます。

マツモは浮き草なので重りでなどで沈めた状態より、そのまま浮かした状態のほうがよく育ちます。

調子が上がると凄まじい成長速度で増えていきます。
その為、時々マツモを間引かないと他の水草の影となってしまうので注意しましょう。

成長速度の検証

マツモは水槽内の栄養を吸収することに非常に優れている為、他の水草に比べ圧倒的な成長速度があります。
実際に育ててみるとわかりますが、一日見ないだけで明らかに伸びているのが分かるほどです。

実際にどれくらい一日で成長するのか気になったので実際に検証してみました。

【検証環境】
・60cmスタンダート水槽
・水換え:週1回→1/3
・水温:25度
・照明:アクロ トライアングル GROW 600
・CO2:3秒1滴
・肥料:固形肥料イニシャルスティック(既定量の1/3)
・生体:ネオンテトラ25匹/ミナミヌマエビ50匹
・水草:マツモ/ニューラージパールグラス(低床全体に繁茂)

【検証内容】
長さ10cmのマツモ10本を1か月間(30日)水槽にいれそれぞれが何センチまで伸びるかを確認する。

【結果】

マツモ長さ計測
それぞれのマツモの1カ月後の長さです。
1本目:70cm
2本目:58cm
3本目:75cm
4本目:78cm
5本目:63cm
6本目:66cm
7本目:68cm
8本目:72cm
9本目:75cm
10本目:73cm

平均:69.8cm

【結論】
1か月間で平均で約60cmほど成長することがわかりました。

環境によっては結果は変わってくることも十分に考えられますが、1日2cmくらいは伸びる可能性があるということがわかりました。

またそれぞれのマツモから脇芽(分枝)は50本前後生えていましたが、脇芽はあまり長くならず10cm~15cm前後のものが多く元の茎から切り離さないとあまり大きくならないようです。

マツモを沈めるには


マツモは根を持たない為、低床に植えても根付かないのでしばらくすると植えた部分が枯れ溶け浮いてきてしまいます。

理想としては低床に植えることなく浮かせて育てることがマツモにとっては一番良いですが、どうしてもマツモを鎮めたい場合は、水草用の重りを使用したりリングろ材の穴に茎を通し鎮めると自然に生えているようにみえます。


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