ヘアーグラスショートの水上栽培

ヘアーグラスショートは芝生のような見た目の水草で、水上化が可能な水草です。
今回は水上栽培(屋外)でヘアーグラスショートを増やす方法と、実際の育成記録を紹介していきたいと思います。
育成を始めたのは8月中旬で約1か月間の記録をとってみました。

興味がある方は参考にしてみてください!

育成の記録

まずは先に実際に育成した記録を紹介します!

<生育条件>
時期:8月中旬~ 約1か月
地域:関東(埼玉県)
日当たり:屋外、午前中~午後2時くらいまでは直射日光、以降は日陰
気温:ほとんどの日で35度以上の猛暑
天気:1カ月の内、日がでなかったのが数日くらい(うろ覚え)
水温:計測はしていませんが、太陽がでている日はお湯になっていました。

 

【1日目】
植栽初日です。
ポリポットに植栽しケースに水をはりました。
当然ですが植栽した場所以外は土が見えている状態です。

 

【10日目】
10日ほどたつと新しい葉がパラパラと出始めています。
今回は水上葉を使用しているのですが、最初に植えた部分の葉は調子があまりよくなく茶色く枯れているものもチラホラ。

 

【17日目】
葉の密度が少しづつ増えてきました。

 

【24日目】
新しい葉がかなり生え、3週間を過ぎたころから成長速度が急に上がってきます。
根がしっかりと張り調子が良くなっているようです。

 

【31日目(1カ月)】
前の週の状態から一気に増え、葉の密度がとても高くなりました。
隙間もほとんどなくなり、芝生のようになりました。

 

水槽内で水中葉を育てるのと比べると想像以上に増えるスピードが早く驚きました。
1カ月程でこれだけ増えるものなんですねぇ・・・
とりあえず量を増やしたいときは水上栽培が良さそうです。

最後に一つポリポッドを取り出してみました。
びっしりと綺麗にと生えそろっていますね。

しばらく放置するつもりなので、気が向いたら記録を追記したいと思います!

 

水上栽培の方法

準備するもの

【水草】
・ヘアーグラスショート(水上葉or水中葉)
どちらでもOKです。今回は水上葉を使いました。

【土】
・培養土(園芸用でOK)
・赤玉土(小粒)
※わざわざ作らなくてもアクアリウム用ソイルでも大丈夫です

【肥料】
・固形肥料(なくても良いですが、今回は化成肥料8-8-8を使用)

【容器】
・容器(水の漏れない物)
・ポリポット(必要であれば)

土作り

土作りは簡単です。
土から作りたい場合は培養土と赤玉土を1:1で混ぜ、さらに肥料を適量追加して混ぜます。
肥料はなくても育ちますが、おまじない程度にいれました。

これで土作りは完成です。

ヘアーグラスショートを小分けにする

ヘアーグラスショートを1cmくらいの束(20本前後)にして小分けにしておきます。
写真が汚らしいのは気にしないでください。雑に他で育てている容器からむしりとってきました^^;

容器に土を入れる

容器に土を入れます。深さは4cm前後あれば十分です。
今回はポリポットに分けて入れていますが、そのまま容器に入れたほうが簡単だと思います。
わざわざ分けると正直面倒ですが、後から必要量だけ個別に取り出したいので分けました。

植栽と注水

ポリポット一つにに田植えの容量で2~3束くらいを根が埋まるように植えて、全体がヒタヒタになるくらいに水をいれます。
容器をそのまま使う場合は3cm間隔くらいで植えます。
植栽してる途中の写真を撮り忘れてしまいました。ごめんなさい^^;

これで完成です!
あとは日当たりの良い場所に置き、減った分の水を定期的に補充するだけです。
水中葉の場合は植えて少したつと葉が枯れますが、根が水に浸かっていればしばらくすると新芽がでてきます。

今回は真夏に育成していますが、ヘアーグラスショートはかなり丈夫みたいで意外と水がお湯のようになっても問題なく育ちました。
水温が気になる人は直射日光が長時間あたらない場所に置いておきましょう。

屋内で管理する場合は、窓際でも育ちますが光量が足らないと育ちが悪くなるので水草用のライトを使用するのも良いと思います。
今度は気温の低い冬場に室内で水上栽培の記録をとってみようかとおもいます!

では良いアクアリウムライフを!

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