育てやすい水草として知られているウィローモスですが、気が付いたら茶色くなっていたり、一部分だけ枯れてしまったりすることがあります。
私もウィローモスを長く育てていますが、放置しすぎたり、コケが付着したりすると綺麗な緑色を維持できなくなることがあります。
ただし、茶色くなったからといってウィローモス全体が完全に枯れているとは限りません。
今回はウィローモスが茶色くなる原因と、状態を確認しながら復活させる方法を紹介していきます。
ウィローモスが茶色くなる主な原因
ウィローモスが茶色く見えたり、部分的に傷んだりしている場合は、まず次のような状態になっていないか確認してみましょう。
- コケや汚れが付着して茶色く見えている
- ウィローモスが伸びすぎて内部に光や水流が届きにくくなっている
- 他の水草や流木の陰になり、ほとんど光が届いていない
- 長期間メンテナンスしておらず、ウィローモス周辺に汚れが溜まっている

一つだけが原因とは限らず、いくつかの条件が重なっていることもあります。
コケや汚れが付着している
個人的にまず確認してほしいのが、ウィローモスの表面にコケや汚れが付着していないかです。
ウィローモスは細かく枝分かれしているため、意外とゴミが溜まりやすい水草です。
長期間そのままにしていると、ウィローモス自体が茶色いのか、付着したコケや汚れで茶色く見えているのか分からなくなることもあります。
軽い汚れであれば、水換えのときにホースで周辺の汚れを吸い出したり、ウィローモスを傷めない程度に汚れを取り除いてみてください。
伸びすぎて内部に光が届いていない
ウィローモスが順調に育ってくると、表面だけがどんどん茂って内部まで光が届きにくくなることがあります。
上から見ると綺麗でも、少し持ち上げてみると内側だけ茶色くなっていることもあります。
この場合は伸びすぎた部分をトリミングして、内部にも光や水流が届きやすくしてあげましょう。
ウィローモスは放置するよりも、ある程度定期的にトリミングしたほうが綺麗な状態を維持しやすいと思います。
光がほとんど届いていない
ウィローモスは強い光を必要とする水草ではなく、比較的少ない光でも育てることができます。
そのため、少し暗い程度ですぐに枯れてしまうような水草ではありません。
ただし、流木の裏側や他の水草の陰など、ほとんど照明が届かない場所に長期間置かれている場合は、成長が鈍くなったり状態を崩したりすることがあります。
この場合は、いきなり強い照明へ変更するのではなく、まず現在の照明がウィローモスまで届いているかを確認してみましょう。
特にウィローモスが厚く茂っている場合は、照明そのものが弱いというより、表面のウィローモスによって内側が陰になっていることもあります。
ウィローモス周辺に汚れが溜まっている
ウィローモスだけでなく、水草の調子が全体的に悪い場合は水槽環境も確認してみましょう。
長期間水換えをしていなかったり、底床やウィローモスの周辺に汚れが溜まっていたりする場合は、まず通常の水換えと掃除から始めるのが良いと思います。
ただし、「水質が少し悪くなったからウィローモスが茶色くなる」と単純に判断するのではなく、汚れの蓄積や光、水流なども含めて全体の状態を確認してみてください。
CO2は必須ではないが成長を良くしたい場合の選択肢
ウィローモスはCO2を添加しなくても育てることができるため、CO2添加は必須ではありません。
そのため、ウィローモスが茶色くなった場合に「CO2を添加していないこと」が直接の原因だと決めつける必要はありません。
ただし、私が実際にCO2あり・なしで育て比べたときは、CO2なしで育てたウィローモスは成長がかなり遅く、一部が茶色くなりました。
逆にCO2を添加したものは成長が早く、色合いも良い状態で育ちました。
これは私の水槽で実際に確認できた結果ですが、CO2を添加していなかったことだけが茶色くなった原因とは断定できません。
ウィローモスが茶色いからといって必ずCO2添加が必要というわけではありませんが、環境を整えたうえで、さらに綺麗に早く育てたい場合には選択肢の一つになると思います。
茶色くなったウィローモスは復活する?
一部分だけ茶色くなっていても、緑色の新芽や元気な部分が残っていれば、そこから再び成長していく可能性があります。
ただし、茶色く傷んだ部分そのものが元の緑色へ戻るというより、まだ生きている緑色の部分から新しく成長していくと考えたほうが分かりやすいと思います。
まずは完全に茶色く傷んでいる部分や、コケがひどく付着している部分をトリミングします。
そのうえで、光、水流、汚れ、水換えなど育成環境を確認して様子を見てみましょう。
全部を一度に変更してしまうと何が原因だったのか分からなくなるので、明らかな汚れを除去してトリミングし、少しずつ改善していくのがオススメです。
完全に枯れている部分は取り除く
触ると崩れてしまうほど傷んでいたり、長期間まったく新しい芽が出てこない部分は、そのまま残しておいても綺麗にはなりにくいです。
状態の良い緑色の部分を残して、茶色くなった古い部分を取り除きましょう。
まだ元気なウィローモスが残っていれば、そこから再び増やしていくこともできます。
まとめ
ウィローモスが茶色くなった場合は、すぐに肥料やCO2を追加するのではなく、まず現在の状態を確認してみてください。
- コケや汚れが付着していないか確認する
- 伸びすぎていたらトリミングする
- 内部や設置場所まで光が届いているか確認する
- 周辺に汚れが溜まっていたら水換えと掃除を行う
- 環境を整えたうえで、より早く育てたい場合はCO2添加も検討する
茶色く傷んだ部分そのものを元に戻すというより、元気な緑色の部分を残して、そこから再び育てていくのがポイントです。
ウィローモスは比較的丈夫で育てやすい水草なので、茶色くなってしまっても慌てず一つずつ状態を確認してみてくださいね。
では良いアクアリウムライフを!


