ウィローモスが活着しない原因|流木や石に活着させるコツ

ウィローモスを流木や石に巻き付けてみたものの、いつまでたっても活着しない。

せっかく巻き付けたのに、糸を外したらウィローモスまで一緒に取れてしまった……ということもあります。

ウィローモスは流木や石などに活着させて使える便利な水草ですが、ただ乗せておけば必ず活着するというわけではありません。

私もウィローモスをいろいろな場所に使っていますが、厚く乗せすぎたり、うまく固定できていなかったりすると、なかなか活着してくれないことがあります。

今回はウィローモスが活着しない原因と、流木や石へ活着させるときのコツを解説していきます。

この記事で分かること

  • ウィローモスが活着しない主な原因
  • 流木や石へ活着させるコツ
  • テグスと糸の使い分け
  • 水草用接着剤を使う方法
  • 活着しなかった場合のやり直し方

ウィローモスが活着しない主な原因


ウィローモスが活着しない場合は、まず育成環境を大きく変更するよりウィローモスの置き方と固定方法を確認してみましょう。

特に確認したいのは次の点です。

  • 活着する前に動いてしまっている
  • ウィローモスを厚く乗せすぎている
  • 茶色く傷んだ部分を使っている
  • 固定が緩い
  • 素材の形状とうまく合っていない
  • そもそも活着力が弱い種類を使っている

順番に見ていきましょう。

活着する前にウィローモスが動いている

一番最初に確認したいのがウィローモスがしっかり固定されているかです。

流木の上に乗せただけでは、水流や魚、エビなどによって少しずつ位置が動いてしまいます。

何度も動いてしまう状態では、なかなか安定して活着してくれません。

ウィローモスを巻いた直後は、見た目よりもまず動かないように固定することを優先しましょう。

ウィローモスを厚く乗せすぎている

ウィローモスを早くボリュームのある状態にしたくて、一度にたくさん巻き付けたくなりますよね。

私もついつい多めに使いたくなります^^;

しかし、活着させたい場合はウィローモスを薄く広げて固定するのが基本です。

大量のウィローモスを重ねてしまうと、下になった部分へ光が届きにくくなったり、流木や石へ直接触れる部分が少なくなったりします。

最初から完成形のボリュームを作ろうとせず、薄く固定してから育てたほうが扱いやすいです。

茶色く傷んだウィローモスを使っている

ウィローモスが茶色くなっていたり、コケや汚れが大量に付着している場合は、そのまま活着させようとしないほうが良いでしょう。

状態の良い緑色の部分を選び、傷んだ部分はトリミングしてから使います。

ウィローモス自体が茶色くなっている場合は、活着方法より先に育成環境を確認してください。

糸やテグスの固定が緩い

ウィローモスを傷めないようにしようとして、糸を緩く巻きすぎる場合があります。

もちろん強く締め付けすぎる必要はありませんが、ウィローモスと流木の間に大きな隙間ができるほど緩い状態ではうまく固定できません。

ウィローモスが素材の表面に沿うくらいに固定しましょう。

特に水槽へ戻したあと、水流を受けてもウィローモスが大きく動かないか確認しておくと安心です。

素材の形状とうまく合っていない

流木や石の形によっては、テグスや糸を巻き付けにくいことがあります。

丸くて糸がずれてしまう石や、凹凸が少なく固定しにくい場所などでは、ウィローモスも一緒にずれてしまいます。

このような場所では無理に糸だけで固定せず、水草用の接着剤を使う方法もあります。

種類によって活着しやすさが違う

「ウィローモス」と呼ばれて販売されているモスにもいくつか種類があります。

通常のウィローモスは流木や石などへ活着させて使いやすいですが、種類によっては活着する力が弱いものもあります。

例えば南米ウィローモスは、通常のウィローモスと比較して活着しにくい場合があります。

何度やり直してもうまく活着しない場合は、育て方だけでなく使っているモスの種類も確認してみましょう。

ウィローモスの種類については、こちらの記事でも紹介しています。

ウィローモスを活着させる基本的な方法


ウィローモスを活着させる方法は難しくありません。

ポイントは薄く広げる」「しっかり固定する」「すぐに動かさないの3つです。

1.状態の良いウィローモスを選ぶ

まずは緑色で状態の良いウィローモスを使います。

茶色くなった部分やコケが大量に付着した部分は取り除いておきましょう。

長すぎて扱いにくい場合は、ある程度トリミングしておくと巻き付けやすくなります。

2.ウィローモスを薄く広げる

流木や石の上へウィローモスを薄く広げます。

ここで大量に重ねないことが重要です。

少し物足りないくらいでも問題ありません。

育ってくれば徐々にボリュームが出てくるので、最初から完成形にしようとしなくて大丈夫です。

3.テグスや糸で固定する

ウィローモスを広げたら、テグスや水草用の糸を使って固定します。

ウィローモスが大きく動かない程度に、何周か巻いて固定してください。

私はウィローモスマットを作るときにもテグスを使っていますが、透明で水槽内でも目立ちにくく、しっかり固定できるので便利です。


4.活着するまではできるだけ触らない

巻き付けた直後にウィローモスが取れないからといって、すぐに活着したわけではありません。

しばらくは糸やテグスで固定した状態のまま育てます。

途中で何度も位置を動かしたり、活着したか確認するために引っ張ったりするのはやめましょう。

新しく伸びている部分が確認できるようになれば、そのまま育てていけば徐々に自然な見た目になっていきます。

テグスとモスコットンはどちらが良い?

ウィローモスの固定には、テグスやモスコットンなどを使うことができます。

どちらでも固定できますが、それぞれ特徴があります。

固定方法 特徴
テグス 丈夫で切れにくく、長期間固定しやすい
モスコットン モスの活着用に使いやすく、レイアウトにも馴染みやすい

「活着するまで絶対に外れないようにしたい」という場合は、テグスのほうが扱いやすいと思います。

ただし、テグスは自然に無くならないので、目立つ場所に巻く場合は巻き方を工夫してください。

水草用接着剤でウィローモスを固定する方法

流木や石の形によっては、テグスを巻くのが難しいこともあります。

そんなときに便利なのが水草用の接着剤です。

アクアリウム用として販売されているモス・水草対応の接着剤なら、ウィローモスを流木や石へ直接固定できます。

使い方も簡単で、ウィローモスを付けたい場所へ少量の接着剤を付け、モスを押し当てて固定します。

ただし、接着剤を大量に付ければ良いというわけではありません。

付けすぎると接着部分が目立つ場合があるので、少量ずつ使うのがおすすめです。

細い枝の先や石の一部分など、糸を巻きにくい場所ではかなり便利ですよ。


特にテグスを巻き付けにくい形の流木や石では、水草用接着剤があると作業がかなり楽になります。

活着しなかったウィローモスはやり直せる

一度活着に失敗したからといって、ウィローモスを捨てる必要はありません。

状態の良い緑色の部分が残っていれば、もう一度固定し直して育てることができます。

やり直すときは、次の順番がおすすめです。

  1. ウィローモスを流木や石から外す
  2. 茶色い部分やコケの多い部分を取り除く
  3. 状態の良い部分だけ残す
  4. 薄く広げ直す
  5. テグスや接着剤でしっかり固定する
  6. 水槽へ戻してしばらく触らず育てる

余ったウィローモスは無理に全部巻き付ける必要もありません。

別の容器にストックしておけば、活着に失敗した場所の補修にも使えます。

活着した後も伸ばしすぎには注意

無事に活着すると、今度はウィローモスがどんどん伸びてボリュームが出てきます。

ここまでくれば一安心なのですが、そのままずっと放置するのもおすすめしません。

伸びすぎると内部へ光が届きにくくなったり、ウィローモスの中へ汚れが溜まりやすくなったりします。

せっかく綺麗に活着したウィローモスなので、伸びてきたら適度にトリミングして形を整えてあげましょう。



茶色くなってきた場合はこちらの記事も確認してください。

まとめ

ウィローモスがなかなか活着しない場合は、水質やCO2を変更する前に巻き方や固定方法を確認してみましょう。

特に重要なのは、ウィローモスを大量に重ねず、薄く広げてしっかり固定することです。

流木や石へうまく固定できない場合は、テグスだけでなく水草用接着剤を使う方法もあります。

ウィローモスを活着させるポイント

  • 状態の良い緑色のウィローモスを使う
  • 厚く重ねず薄く広げる
  • テグスや糸で動かないように固定する
  • 固定後は何度も動かさない
  • 巻きにくい場所は水草用接着剤を使う
  • 種類によって活着しにくい場合もある

ウィローモスは一度うまく活着してしまえば、流木や石を自然な雰囲気にしてくれるとても便利な水草です。

うまく活着しなかった場合も、すぐに諦めず巻き方を変えて再挑戦してみてください。

ウィローモスの基本的な育て方や種類については、こちらの記事でまとめています。

では良いアクアリウムライフを!

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