TDSメーターで水質チェック!!熱帯魚や水草の飼育に役立てよう

TDSメーター
TDSメーターとは水に溶けている不純物の濃度を測定し数値(ppm)で表す測定器です。

TDS=Total Dissolved Solids

主にカルシウムマグネシウムナトリウムカリウムマンガン塩素などの濃度を測定することができます。
不純物とは言いますが水の汚れだけを測定するわけではなく、さまざまな成分を同時に計測します。

ppmは数値が小さいほど純水に近く、数値が大きいほど不純物が多く含まれている状態を表し海水や塩水などはナトリウムが多く含まれるので特に数値が大きくなります。

アクアリウムにおけるTDSメーターの役割は石などから溶け出すカルシウムやマグネシウムの測定や、施肥後にどれくらい肥料が溶けだしているか目安として使用できるでしょう。

基準となる通常時の飼育水の値を測定しておき、定期的な測定行い不純物の増減で水質の変化を確認しましょう。

ppmの参考数値

精製水(超純水):0.05ppm以下
蒸留水:10~25ppm
水道水:50~200ppm
軟水系のミネラルウォーター:60~70ppm
海水:35,000ppm~

TDSメーターはアクアリウムに必要か?

TDSメーターはアクアリウムの水槽維持に必須ではありませんが、水草や生体の飼育を行うえで一つの指標として使うことができます。

TDSメーターだけで水質を判断するのではなく、PHメーターやその他の試薬を合わせて使いながら水槽の管理をしていくと良いでしょう。

一昔前に比べTDSメーターは安価に手に入れられるようになったので1台手元に持っているのも良いのではないでしょうか。

では良いアクアリウムライフを!

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