【水槽液肥】炭酸カリウム水溶液の作り方

みなさんは水草のカリウム補給はどのようにしていますか?
カリウムは基本的に水槽内に自然に供給される栄養素ではないので不足しがちになります。

市販品のカリウム液肥を施肥しても良いのですが、定期的に添加していると経済的にもちょっと厳しいですよね^^;

なので私は材料を用意して炭酸カリウム液肥を自作して使っています。
材料費も安く簡単に作れるので、お財布に優しい肥料ですよ!

自作液肥の使い方には注意する点もありますが、使い方を間違わなければコストパフォーマンスも良く非常にオススメです。

今回はそのお得な肥料、炭酸カリウム水溶液(濃度:10%)を作る方法を説明します。
この説明では100mlの液肥を作る方法を説明しますが、自分の環境に合わせて好みの量を作ってください。

準備する物(100m作る場合)

精製水または水道水を沸騰させて冷ました水
炭酸カリウム(粉末)
乾いた空の保存用容器(プッシュボトル、スプレーボトル、ペットボトル等)

炭酸カリウム水溶液に必要な物

では一つづつ説明していきます。

・精製水または水道水を沸騰させて冷ました水 100ml
精製水はドラッグストアでも500ml/100円くらいで売ってます。
または水道水を使用する場合は沸騰させ滅菌し冷ました水を用意してください。

 

・炭酸カリウム(粉末) 10g
炭酸カリウムは50gで400円~500円前後でAmazonから購入できます。
60cm水槽以下であれば50gで半年近く使えるはずですので、間違ってもkg単位で購入はしないほうが良いですよ^^;

 

・乾いた空の保存用容器(プッシュボトル、スプレーボトル、ペットボトル等)
プッシュボトルを使う場合は1プッシュで何ml出るのか事前に確認しておきましょう。

100均で売っているようなボトルは1プッシュで2ml〜3mlほど出るものが多いようです。
1プッシュの添加量が多いので小さな水槽には向いていないので注意してください。

スプレーボトルの場合は1プッシュで0.1〜0.2mlほどでます。
事前に何プッシュで1mlになるか調べておくと添加量の微調整ができるので便利です。

参考までにですが、今回使ったスプレーボトル(セリアで購入)は1プッシュで0.2ml添加できました。

最後にペットボトル等のそのまま液肥を添加が難しい容器に入れる場合は、100均に売っている化粧品詰め替え用のスポイト(注射器)を使うと添加量を調整できます。

 

※※液肥の作成量を変えたい場合※※
水と炭酸カリウムを下記の割合で準備してください。
 
水:炭酸カリウム=10:1
 
【例:200ml作る場合】
水:200ml
炭酸カリウム:20g

 

作成手順

1.乾燥した空の容器に炭酸カリウム10gを入れます。
炭酸カリウム(粉末)をボトルに入れる

2.炭酸カリウムが入った容器に水100mlを入れ蓋をし、よく混ぜます。
炭酸カリウムと水が混ざると溶解熱が発生し暖かくなりますが、異常ではありません。

炭酸カリウムが水に溶けきったら完成です。
炭酸カリウム水溶液の完成

出来上がった液肥を長期間保存していると雑菌が発生するので、1か月ほどで使い切る量を作るのがオススメです。

一般的な60cm水槽なら1か月で100mlあれば充分に足りると思います。

標準的な添加量

標準添加量:飼育水20Lに対して1日/1ml
60cm水槽(55L):1日/2〜3ml
※標準添加量は陽性水草が多く繁茂している場合の添加量です。
私の管理している水槽では水草が少なめな為、半分程度の添加量にしています。

生体や水草の様子を見ながら少量から添加を始め数週間かけて添加量を増やしましょう。
陰性水草がメインの水槽では標準添加量の1/4~1/3程が目安になります。

カリウムの固形肥料を既に入れている場合は、添加量に注意してください。
場合によっては添加の必要がないこともあります。

カリウム過多は水草の萎縮にも繋がり成長を阻害するので、水草の様子をよく観察しながら使いましょう。

注意点

【液肥添加時の注意】
炭酸カリウム溶液は強アルカリ性(pH12)になります。
実際に作った液肥をpHメーターで計測してみたとことpH11.70でした。

過剰な添加は水槽内のpHが大きく変化させ生体に悪影響を与えます。

またこの液肥を添加するとpH変化により生体がpHショックで受け生体が死んでしまう場合もあります。
私は一度これで失敗し魚を☆にしてしまいました(´;ω;`)

標準添加量の1/3くらいから添加を始め、生体の様子を見ながら添加量を徐々に増やしましょう。
また液肥は時間が経つと容器下側の濃度が高くなるので、使用前に容器を軽く振るようにしましょう。

自作液肥の使用は自己責任でお願いします。

【液肥作成時の注意】
上述の通り炭酸カリウムは強アルカリ性ですので、皮膚や目に付着しないように注意してください。

万が一付着した場合はすぐに水で洗い流しましょう。
特に目に付着した場合はすぐに水で洗い流した後、病院に行きましょう。

【炭酸カリウム(粉末)保管について】
炭酸カリウム(粉末)は湿気を吸収して液化することがあるので、余った炭酸カリウムは空気の触れない密閉した容器などに保管してください。

まとめ

炭酸カリウム液肥は作るのも簡単なだけでなく、材料も安価で揃えられてコストパフォーマンスも良いので一度試してみてはいかがでしょうか?

炭酸カリウム液肥を水槽に入れるとpHが間違いなく上がりアルカリ性に傾きます。
これを回避する為に炭酸カリウム液肥にクエン酸を入れて中和するという方法もあるようです。

この辺の作り方はまた改めて検証も含め別の記事を書きたいと思います。

では良いアクアリウムライフを!

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